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茶殻を再利用。伊藤園の「茶殻入り3D立体快適マスクフレーム」とは?

コロナ感染症の流行が続く今、マスクを着用することは私たちの暮らしでは当たり前になってきました。ウイルスが突然消えるということは考えられないため、これからもマスクは必需品となるでしょう。

しかし、マスクが肌に密着しすぎることで、息苦しかったり化粧が崩れたりといった悩みも。また春めいてきて気温が上昇してくると、マスク着用時に息苦しさを覚える方も多いようです。

そんな問題点をエコな視点で解決してくれるのが、茶飲料メーカー伊藤園が販売する「茶殻入り3D立体快適マスクフレーム」。お茶の製造時に出る茶殻を再利用した環境に優しいマスクフレームに注目です。

マスクフレームとは

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まずは、そもそもマスクフレームとはどういったものなのか、というところから入りたいと思います。

かつて日本では、売られていたマスクのほとんどが同じ形状をしていました。だんだんと立体的な形状のものが増えてはきましたが、やはり息苦しさや化粧崩れ、メガネが曇るといった問題がありました。

そこで役に立つのがマスクフレームです。マスクの内側に装着することで形状により立体感を持たせ、口元とマスクの間の空間を広くする役割を果たします。マスクはフレームで支えられているため、息を吸い込んだときに布で口や鼻がふさがってしまうこともありません。

マスクは日常的に使用するものなので、少しでも快適な使用感を求めるのであればマスクフレームは試す価値ありのアイテム。そこにお茶飲料を販売する伊藤園ならではのエコなエッセンスを取り入れたのが「茶殻入り3D立体快適マスクフレーム」です。

茶殻入り3D立体快適マスクフレームの特徴

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参照:伊藤園

伊藤園の「茶殻入り3D立体快適マスクフレーム」は、お茶の製造過程で出る茶殻をリサイクルしてつくられたエコなマスクフレーム。茶殻を使用することで、石油由来原料の使用量を減らせるのがメリットです。

肌への密着を最小限にする3D立体形状はもちろんのこと、マスク内部でほのかなお茶の香りを楽しめるのが魅力。お茶の色合いも出ており、茶殻を再利用してつくられているという環境保護への配慮を常に思い出させてくれます。

また、台所洗剤やアルコールなどで洗えるのも嬉しいポイント。繰り返し使用できて環境に優しく、衛生面も安心のマスクフレームです。

茶殻の再利用への取り組みに力を入れる伊藤園

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世界で初めて缶・ペットボトルの緑茶を開発し、「緑茶のある生活」を提案し続けきた伊藤園。そんなトップメーカーとして君臨する伊藤園は、企業としての環境保護への取り組みにも力を入れています。

2001年には茶系飲料の製造過程で排出される“茶殻”を、工業製品の原材料に一部使用する独自技術「茶殻リサイクルシステム」を確立。この技術により、茶殻を堆肥や飼料としてのリサイクルだけでなく、代替原料としてより幅広い活用できるようになりました。

「茶殻がもつさまざまな効果をもっと有効活用させたい」という伊藤園の想いから、茶殻リサイクル製品として、飲料用段ボール、消臭抗菌・抗ウィルス効果のあるマスクケース、抗菌効果のあるベンチ、消臭効果のある畳など、さまざまな製品が開発されています。

なお、茶殻リサイクルシステムは、人や地球にやさしい商品・サービスを評価する「ソーシャルプロダクツ・アワード2021」において、「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞しました。企業のエコな開発や取り組みが重要視されてきている今、伊藤園の技術を活用した商品にこれからも注目です。

最後に

まだまだマスクを手放すことができない生活が続きます。この先、灼熱の太陽が顔を出す真夏でもずっとマスクを着用すべきなのかどうかはまだ誰にもわかりません。

どのような世界になるのかわからない不安はありますが、お茶の香りをほのかに感じる優しい色合いのマスクフレームを利用することで、快適さだけでなく安心感も高まるのではないでしょうか。

いつかマスクを着用しないでも普通に暮らせる、そんな日常が一日でも早く戻りますように。

参照:伊藤園

参照:当社独自技術「茶殻リサイクルシステム」を活用した「茶殻入り紙製マスクケース」を開発

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