コロナ感染症の流行により、オンライン学習の場を提供する学校や学習塾が増えています。
しかし、「わからないことを個人的に先生に聞きに行けない」「友達と気軽に話せる環境がない」といった点を心配している保護者の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、マンツーマンの質問に答えてくれ、休憩時間には他の生徒とも交流できるオンラインサービス「サブ塾」を紹介したいと思います。通学不要、自宅を塾にしてしまうサブ塾とは一体どのようなものなのでしょうか。
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サブ塾とは
Zoomのようなオンライン会議システムを利用しての授業だと、どうしても「先生→生徒」の一方的な授業になりがちです。質問をするタイミングが掴めず、授業時間が終わればすぐに画面が終了し、自宅での孤独な勉強に向き合わなければなりません。
「サブ塾」では、そのような状況にある子どもたちが前向きに楽しく自宅学習ができるよう、2つのシステムを打ち出しました。
わからない問題の解説動画が届く「問題解答フォーム」
「問題解答フォーム」は、個人的にわからない問題の解説動画をリクエストできるサービスです。解けない問題をスマホで撮ってLINEもしくは質問フォームから送るだけで、それぞれの生徒の理解度に合わせてオリジナル動画が24時間以内に届きます。
動画は2〜5分とコンパクトにまとめられ、動きのあるエフェクトが多用された編集が特徴。講師の身振り手振りと合わせて視覚的に理解でき、生徒が飽きずに集中して学べる工夫がされているのがポイントです。
なお、動画で教えてくれる講師の全員がなんと教員免許取得者。生徒が理解できるよう、詳しく且つ簡潔な説明で自宅学習をサポートします。また、動画視聴後に分からない点があれば、LINEやメールでの問い合わせも可能です。
問題解答フォームの利用は、現在のところ1回(300円)・5回(1,400円)・10回(2,500円)のチケット制となっています。月額制ではないので、まずはお試しで使ってみることができるのも嬉しいポイントです。
オンライン学習空間CLOTO
「オンライン学習空間CLOTO」は、自宅での自習継続をサポートするために開発されたバーチャル空間の教室です。Zoomのオンライン学習室とは異なり、実際に教室にいるかのように、状況に応じて何をするのかを自分で選べる設定になっています。
まずは自習室に入室し、実際の教室と同じように自分の座席を選んで学習開始。それぞれが今学習していることを公開できるようになっており、「クラスメートが頑張ってるから、自分も頑張ろう」といったモチベーションを保ちながら自習ができます。
自習室は50分の自習時間と10分の休憩時間のサイクルで運営されており、時間がくると「自習時間です」「休憩時間です」と表示されるので、メリハリのある学習ができます。休憩室に入室すれば、ビデオ・テキスト・音声チャットが利用でき、生徒同士での雑談や情報交換が可能です。
他にも、休憩室と同様にチャットツールを使って他のユーザーとコミュニケーションが取れる「グループ学習室(最大4名まで利用可能)」、管理者が設定した動画の再生・視聴が可能な「ビデオ視聴室」、対面でのマンツーマン指導が受けられる「個別指導室」も設けられています。
なお、オンライン学習空間CLOTOは現在はベータ版での提供中のため、なんと無料での利用が可能。どんな雰囲気なのか、ちょっと覗いてみるところから始められます。
最後に
さまざまなオンライン学習サービスの登場により、いつでもどこでも学習ができるようになりました。特に今回のコロナ禍においては、学生の学びの場が奪われることを防ぐのにとても大きな助けとなっています。
もしまたリアルな場で顔を合わせて交流しながら学習できる状況へと戻ったら、次はオンラインとオフラインをどのように組み合わせて持続させていくかを考える必要性も出てくるでしょう。WEELSは今後も日本の教育が進んでいく道に注目していきたいと思います。
参照サイト:サブ塾
参照サイト:【問題解答フォーム&オンライン学習空間CLOTO】3月1日(月)よりサービス開始!
海外在住、潜って踊れるママさんライター。趣味は雑学収集で、得た知識をライティングに反映するWin-Winな循環が理想。