元環境省職員である佐藤 慎一さんが創設した、国内外の多様な人材で構成されているプラットフォーム「Circular In-finity」が、「こども」にとって望ましい世界への変革について意見を集めました。
集めた意見には、国内外の日本人大学生団体「Future One」のメンバーや審査員がそれぞれコメントし、審査委員賞を贈ります。
また、一般の方は「Future One」ホームページに掲げられた意見に「いいね」を送り、その中で最多の「いいね」を獲得した意見にも観客賞が贈られます。
Circular Infinityの取り組みとは
第208回通常国会にて、「こども家庭庁設置法案」ら関連の複数法案が成立しました。こどもを誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で推し進める「こどもまんなか社会」を実現するための司令塔としての役割が、こども家庭庁には託されています。
日本で高まってきている次世代のための政策議論を受け、これまで「こどもの貧困」に関する取り組みや経済崩壊と政治腐敗で苦しむレバノンのこどもたちの支援に挑んできた「Circular In-finity」は、こどもにとって望ましい世界への変革について、10〜60代の人たちから50個の意見を集めました。
気候市民会議の設置が公約に組み込まれたり、実際に自治体主導で実施されたりするように、市民の声が政府・行政から求められています。
7月10日の参議院選に向けて、みなさんも意思表示してみませんか。
〈意見掲載ページ〉
Future One こどものためのSDGs意見ギャラリー
〈審査員またはHP訪問者による評価期間〉
6月13日(月)~6月30日(木)
〈賞の発表日〉
7月7日(木)
Circular Infinityについて
【筆者からのコメント】
1つひとつの意見は端的ではありますが、どれも心に刺さる一言でした。
複雑に入り組んだ現代の社会問題は、解決が困難なだけでなく、こどもたちの未来を暗いものにしていく可能性を孕んでいます。
そのことに気づいた人たちが少しずつ繋がり合い、社会を変えようとし始めています。人と人とが繋がりあったその場には、か細いながらも希望の火が灯っているように感じます。
グアテマラでの2年間のボランティア活動や学校現場での経験を経て、現在は気候変動問題に取り組む。週に1回マイバリカンでセルフカットするサステナブルBOZU。